しのばず備忘録

しのばずの備忘録を兼ねたブログです。

旅程崩壊を免れる最善策は旅程を立てないことだろう

f:id:east_tickets:20220103201837j:plain

↑これは越後湯沢行ったときのときの写真です

 

こんにちは。しのばずです。

突然ですが皆さんは、『帰れない!』となった経験はありますでしょうか。災害などによって帰れない体験など、自分には無関係だと思ったりはしていませんか?私は今回『帰れない!』と感じる体験をしましたのでここに書きたいと思います。

 

3月の6日のこと。私の新潟遠征が始まったわけです。

f:id:east_tickets:20220311232616j:plain

新潟駅

日帰りだったので旅程は詰め詰めでした。白新線のいなほが運休とのことでしたが、自分は越後線の予定なので気にも留めませんでした。

さて、日曜の越後線の朝はとにかく本数がありません。

まずはBRTを利用しつつ攻めていきました...

f:id:east_tickets:20220311233011j:plain

運賃が110の次に210になったのは驚きでビクビクしていましたが、210円のまま白山に着けました。ここから越後線、バスなどを利用しつつ窓口を集めていくとこでした。

白山駅で下車印を求めた際、駅員のおじさんに『今日はどこまで?』と聞かれたので、『吉田の先へ』と答えると、おじさんは『ええ!』と苦笑いしつつ頑張ってと言っていただけました。この時に気づいていれば...と後悔するばかり。

越後線をある程度集め、一度新潟に戻る行程だったので戻ったところで事件は起こったわけです。

f:id:east_tickets:20220311233549j:plain

特急 運休』これはいなほで、事前に分かっていました。ただ、その下。この便ではないのですが、1つ前の豊栄行きに乗るはずが、まさかの運休。さらに内野へ行く越後線も遅れ、運休で大混乱...一気に状況が変わり、このままでは分水すら危うい状況でした。分水は14:20で終わりのため、間に合わないか?と絶望していました。しかし、信越弥彦線経由の吉田行きなら行けるとのことで急いで乗車。首の皮1枚つながったわけです。信越線ではがっつり眠り、気づけば東三条。安堵して弥彦線に乗り換えたわけです。しかし、弥彦線西燕~吉田で強風で徐行運転。吉田では数分の接続なので、一気に絶望しました。しかし、放送で越後線の柏崎行きと接続できるとの放送が入り、私だけではなくみんなの空気もほっとしたようでした。

f:id:east_tickets:20220311234418j:plain

何とか乗れた柏崎行き。越後線の巻方面からの列車とも接続したために時間は割とあり、115の写真も撮れました。乗れるとは思っていませんでした。

そして分水に到着!やっとノルマを達成し、肩の荷が下りた時でした...

f:id:east_tickets:20220311234708j:plain

悪夢はこれからでした。柏崎行きが徐行しなかったので反対もすぐ来るかな~と思っていたら、まさかの分水より先で徐行運転していて、30分遅れとのこと。

大変まずいことになったとここで気づくわけです。えきねっとはすでに浦佐16時台のを確保しており、越後線が接続を取らなければ終わる_______。

そう確信しました。案の定吉田行は大遅れで到着。吉田についたものの、弥彦線はすでに発車していました。次の東三条行きは2時間後でした…。〈完〉

で、本当にここで困り果てたわけです。確実にえきねっとの指定は乗れなくなりました。さらに、ここから東三条、長岡でも接続がなければ詰んでしまいます。

泣きそうになりました。しかも、昼飯を食っていないのに吉田の町は廃商店街しかなく。2時間、本当に何もないかと思われました。

f:id:east_tickets:20220312001200j:plain

しかし神様のいたずらか、急に大雪になりまして、ホームのオタクは大騒ぎ。引退前にいいものをとれたなあとは思ったものの、帰れなければどうしようもないわけです。

やっと東三条行きが入線し、悟りにつきました。僕は仏教徒です。最後は、神頼みです。わらにでも何にでもすがりたい気持ちで弥彦線に乗車。燕三条から新幹線か?とも思いましたが、それも本数がない。東三条まで行くことを決断しました。しかしながら、神様は微笑んでくれました。

 

東三条には15分遅れで到着です、本日に限りまして信越線と接続をしております、お乗り換え時間が短くなっていますのでお急ぎください』

 

ひとつ、救われた瞬間でした。とりあえず、長岡までは行ける。そして、長岡からも接続はスムーズでした…快速直江津行きと水上行きがあり、直江津行きに乗り宮内で窓口に数分寄ることもできましたが、そうすれば水上行きには座れなさそうだったのと、疲れていてそのまま水上行きに乗ってしまいました。そして、浦佐着です。ここさえ乗り切れば帰宅の路が待っているわけです。下車印を貰ったあと、JR線の遅れのせいでえきねっとに乗れなくなり、処置をお願いしたところ…

 

 

なんだかんだありましたが、すぐにアシストMV(窓口が残ってたらなあ)に向かっていただき、さらにオペレーターさんを通じて指ノミを発行していただき、後続の列車に乗らせていただけました。本当に感謝しかありません。特急券の自腹は覚悟していました(割引券なので後続の自由席にも乗れないandどうせ自由席は激混み)が、なんとか少しだけ空きがあった指定を取っていただけました。九死に一生を得た瞬間です。案の定越後湯沢到着時ではこの列車、満席と放送がかかっていました。物分かりが早く、スムーズに対応していただけたことで帰れたと思います。本当にありがとうございました。

 

ちなみに浦佐では指ノミを貰ったあと、うれしさで興奮してしまい左手でスマホを雪を投げながら右手でそれを撮影し、宙に浮かぶ雪を撮影しようとしたところ、スマホを落としてしまい、割ってしまいました!!

f:id:east_tickets:20220312155309j:plain

スマホを割ったあとに賢者タイムで作った雪だるま

何をしているんだ…天国と地獄を数時間のうちに何回も体験してしまい、帰る頃には

ぐったりしていました。次の日学校だったので案の定つらい生活となりました。

 

 

この体験から皆様に伝えたいことは、くれぐれも天候は絶対に確認した上でおでかけし、無理のない行程にすることです。私のやつは無理はないのですが、乗り遅れたらえきねっとの指定に間に合わない行程でした。今考えればなかなかなものです。しかし、これも学びです。これを寓話とし、次回以降のおでかけに生かせればと思います。

 

それでは。

 

 

しのばず